車に乗り続けるために絶対必要なもの、それは免許です。
自動車免許は一度取ったら終わりではなく、定期的な免許更新が必要です。
でもいざ更新の時となると、「何を持っていけばいいのだろう?」となりませんか?
初回の免許更新になると、なおさら不安を感じるものです。
今回は初回免許更新の時の持ち物で、筆記用具以外に必要な持ち物についてまとめてみました。
初めて免許更新をされる方は、是非ご参考にされてください。
免許更新初回の持ち物は?

免許更新が初回の際の持ち物にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
あなたの誕生日の30日前後に、公安委員会から免許更新をお知らせするハガキが届きます。
このハガキも忘れずに持っていきましょう。
もし、ハガキを無くしてしまい、提出できなくても免許更新は可能です。
現在の運転免許証はICカード化されており、記録情報保護のために暗証番号が必要です。
前もって「4桁の数字2組」を考えておき、スムーズに手続きしましょう。
免許証に反映される(残る)大事な写真で、大きさは「縦3cm、横2.4㎝」です。
この写真は、免許更新会場で撮影される場合もあれば、持参した写真が使用可能な場合もあります。
ただ運転免許センターでは写真不要(その場で撮ってくれる場合が多い)が多いです。
都道府県によって異なる場合がありますので、手続きに行く前に確認しておくことをお勧めします。
なお、写真を持参する場合、申請前6ヶ月以内に撮影したものとなりますので注意しておきましょう。
更新手数料は一律2500円(非課税)です。
それに加えて法定講習手数料として初回更新者の場合、1350円の費用が必要です。
合計3850円が免許更新初回に必要な費用となります。
この法定講習手数料は、一般運転者=800円、優良運転者=500円となります。
他に「交通安全協会費」といい、任意で払う1500円のお金が必要になります。
ただ任意ですので払う払わないは個人の自由です。
払わなくても罰則等も何もありません。
寄付みたいなものです。
払う金額は運転者区分によって変わってきますので、今後安全運転を心がけ事故や違反のないようにすればするほど安くなるシステムになっています。
これらの他にも必要な持ち物として、外国籍の方の場合には在留資格を確認できる書類(在留カード)が必要になります。
他にも必要な書類として「永住者証明書」や「住民票」、「パスポート」などがあります。
また、必要や不安のある方は、メガネや補聴器などの持ち物も持参されることを忘れないようにしましょう。
免許更新初回の時間は?

適性検査、写真撮影など法定講習以外の様々な手続きにかかる時間は「30分〜1時間」が目安となります。
それに加え、初回更新者講習として約2時間の講習が用意されています。
免許更新初回の場合に必要な時間として「3時間前後」を目安として計画しておくとよいでしょう。
当日の混み具合によっても時間が異なってきますので、余裕を持って時間を取り分けておくことをお勧めします。
ちなみに、免許更新の際の講習も運転者区分によって異なってきます。
優良運転者講習(運転免許証の継続期間5年以上で、過去5年以内に無事故、無違反の方)=30分
一般運転者講習(運転免許証の継続期間が5年以上で過去5年間で軽微な違反(3年以下)が1回のみの方)=60分
「初回受講者または違反者の講習」は120分となります。
やはり日頃から安全運転を心がけることは時間の面でも優位に働くことがわかります。
免許更新初回の場合の流れとは?

免許更新は、各都道府県の運転免許センターまたは、指定された警察署で行います。
一般的な流れとしては、以下のようになります。
●受付(免許証とハガキの確認をしてもらい、申請書を受け取ります)
●申請書の記入
●証紙を購入し申請書に貼ってもらう。(3850円の支払いをします)
●適性検査(視力などの検査)
●写真撮影
●講習
優良、一般、違反、初回の各区分に分かれて受講します。(初回講習は2時間)
●新しい免許を受け取る(講習終了後、窓口で交付されます)
免許センターの場合は即日交付ですが、警察署の場合は即日ではない場合もあります。
すぐに更新したい場合や2度手間嫌いな人は、運転免許センターを利用することをお勧めします。
免許更新初回の場合の持ち物【まとめ】
ここまで、免許更新初回の持ち物、所要時間の目安と流れについて解説してきました。
初回の免許更新に持っていく物で悩んでいた方もわかってもらえたと思います。
それではここまでをまとめてみましょう。
2:免許更新連絡書(ハガキ)
3:IC免許用4桁の数字2組を決めておく
4:申請用写真
5:手数料(3850円)
運転免許の初回更新は免許取得の3年後に必ずやってきます。
必要な持ち物や、(不要)時間、当日の流れをしっかりおさえて皆さんがスムーズな免許更新ができることを願っています。
それまでの間も無事故、無違反を心がけ、今後の免許更新がよりスムーズになるよう、安全運転を心がけていきましょう。
まず忘れてはいけない持ち物が、現在の運転免許証です。
まれなケースですが、免許証を無くした場合には運転免許センターでの再交付手続きができます。
免許証の再交付手続きと更新手続きは、同時に行うこともできます。
ただ免許を失くしている時点で無免許運転になりますので注意が必要です。