みなさんはチャイルドシートがいつから義務化されているかご存知ですか?
チャイルドシートは親として子供を守る手段となります。
初めて親になった時はチャイルドシートについて知らないことが多いのではないでしょうか。
中には「チャイルドシートっていつから義務化されたの?」と思う方もいると思います。
子育て初心者でもわかるチャイルドシートの正しい使用方法などについてご説明していきます。
日本では2000年4月からチャイルドシートが義務化された!

そもそもチャイルドシートとは、安全にシートベルトが付けられない子供のために身体と車の座席が固定できる椅子のことをいいます。
日本は2000年4月からの義務化ですが、初めて義務化したのは1976年のオーストラリアです。
日本はチャイルドシートの義務化に対して遅れていたとしか考えざるをえません。
チャイルドシートは、6歳未満の乳幼児には必ず使用しなければなりません。
子供の成長は速いですから身体の大きさに合わせてチャイルドシートも変更してください。
4歳以降になってくれば学童用のジュニアシートを使用してください。
年齢の割に身体が小柄の場合もあるため身長が100cm以上、体重15kg以上を目安にしてください。
通常のシートベルトは140cm以上から対応しているため年齢が6歳以上でも140cm未満であればチャイルドシートの装着をする必要があります。
使用義務を守らないと幼児用補助装置使用義務違反となり運転手に罰則として違反点数1点取れらます。
場合によってはチャイルドシートが免除になるケースがあります。
- 車の構造上、座席にシートベルトが設置されていないなど適切にチャイルドシートが設置できない場合
- チャイルドシートを設置することで定員人数の乗車ができなくなる場合
- 子供の病気や怪我でチャイルドシートを着用することで健康に悪影響がある場合
- おむつ交換や授乳などの世話をする場合
- バスなど一般旅客運送事業用車を乗車する場合
- 救急で病院へ送る場合
- 迷子の子を警察に送る場合
チャイルドシートの着用が免除されるケースはありますが、子供の命に関わることです。
「子供が嫌がるから」といった理由でしないのは子供の命を守っていないという事になります。
もちろん違反になりますので気をつけてください。
チャイルドシート義務化のきっかけは運転中の事故の多発!

義務化になる前は6歳未満でも通常のシートベルトを使用していました。
しかし、1990年代に入り運転中の事故で子供が大怪我を負うようなケースが多発しました。
子供の大怪我を最小限に抑えるためにチャイルドシートの義務化が決定したのです。
義務化が決定していても100%の装着率ではありません。
そこで正しいチャイルドシートの使い方をご説明します。
基本的には後部座席に装着します。
チャイルドシートには、2種類のタイプがあります。
- 通常のシートベルトをチャイルドシートの本体にくぐらせて固定するタイプ
- 車の座席にあるコネクタとチャイルドシートを繋いで固定するISOFIXタイプ
があります。
どちらも装着後は簡単に外れないか座席と密着して平行となっているか確認してください。
チャイルドシートはいつから義務化?【まとめ】
ここまでチャイルドシートがいつから義務化されたのかについて解説してきました。
親が子の命を守るという意味では「とても重要なモノ」といえるでしょう。
それではここまでのまとめです。
- チャイルドシートの装着は2000年4月から6歳未満まで義務化されている。
- チャイルドシート装着の免除となるケースはあるが子供の命を守るため必ず装着しましょう。
- チャイルドシートには身体の大きさや固定タイプ別で種類がある