免許取り消し後の再取得の流れは?再取得方法や費用について解説!

免許取り消し後の再取得の流れは?再取得方法や費用について解説!

車を運転する人であれば運転免許証は必ず保有していますよね。

もしも運転に何らかの違反が認められると違反点数が与えられます。

違反点数は1点から最高で35点まで設定されており、違反点数が積み重なると処分が与えられます。

積み重なった違反点数がある一定の基準を超えると免許が一時的に停止になります。

しかしそれでも違反を続けると最終的には最も重い処分である「免許取り消し処分」が与えられるのです。

免許取り消し処分が確定すると車を運転する資格を失い、再び運転するためには免許を取り直さなければなりません。

この記事では、免許が取り消しになってしまった場合の再取得について紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。




免許取り消し後に再取得するまでの期間は?

免許取り消し後に再取得するまでの期間は?

免許取り消し処分が確定すると、すぐに免許証を取り直すことはできません。

ペナルティーとして「欠格期間」という運転免許を再取得できない期間が発生します。

欠落期間は最短で1年から最長で10年と設定されており、「前歴回数」や「違反累積点数」によって変化します。

「前歴回数」とは過去3年以内に免許停止や免許取り消しの処分を受けた回数のことをさします。

「違反累積点数」とはその名の通り違反が認められた点数ですが、違反は大きく分けて2つに分類されます。

1つは「一般違反行為」、もう1つは「特定違反行為」です。

一般違反行為とは?

信号無視・速度超過違反・シートベルト違反・駐車違反などの通常の交通違反行為

特定違反行為とは?

運転殺傷等・飲酒運転・危険運転致死傷・救護義務違反(ひき逃げ)・麻薬等運転などの悪質な違反行為

「特定違反行為」は「一般違反行為」と比べて重度な危険性を伴う違反となるため、一度で免許取り消し処分が確定してしまうのです。

もちちん「一般違反行為」でも前歴回数や違反累積点数によっては免許取消し処分に該当するので欠落期間はケースごとに変化します。



免許取り消し後の再取得に一発で受かるには?

免許取り消し後の再取得に一発で受かるには?

欠落期間完了後、再取得のためには「取り消し処分違反者講習」を必ず受ける必要があります。

取り消し処分違反者講習を受けてから1年以内に運転免許試験を受講し、無事に合格すれば免許証の再取得が可能となります。

免許を再取得する場合の運転免許試験には主に2種類があります。

免許取り消し後に再取得する方法
  • ➀自動車教習所に通う
  • ➁運転免許センターで1発試験を受ける

前者は免許センターでの実技試験が免除されることもあり、比較的合格率は高いです。

ただし、数ヶ月の時間と平均20〜30万円程度の金額が生じることは避けられません。

金額と時間の負担をなるべく回避するために後者の一発試験を選択する方も多いでしょう。

一発試験とは自動車教習所に通わず、学科試験と技能試験を運転免許センターで受けることをさします。

ただ再取得の場合どちらも合格率はこれまでの「クセ」などが入るため非常に低い水準となっています。

一発試験の場合、基本的には以下のような流れで進みます。

免許再取得の場合の1発試験の流れ
  • 適正検査(視力検査)
  • 仮免学科試験と仮免実技試験で仮免取得
  • 路上教習
  • 適正検査
  • 本免学科試験と本免実技試験で合格
  • 講習を受講

一般的に自動車教習所に通う方法と比べて合格率は低いとされていますが、しっかりと対策をした上で臨めば必ず合格できます。

もしも不合格が続けば再受験料が増えますが、自動車教習所に通うことと比べると金額と時間を節約することができるでしょう。



免許取り消しが飲酒の場合も再取得できる?

免許取り消しが飲酒の場合も再取得できる?

免許取り消しの理由が飲酒の場合、2日間の「飲酒取消処分者講習」を別途受講する必要があります。

1日目(7時間)と2日目(6時間)の合計13時間があり、1日目の受講から30日を経過した日以降に2日目を受講する必要があります。

飲酒取り消し処分者講習は以下のような流れで進みます。

1日目
・呼気検査
・アルコールスクリーニングテスト(飲酒行動改善指導)
・ブリーフ・インターベンション(今後の飲酒に関する目標設定)
・飲酒日記の作成

2日目
・呼気検査
・ブリーフ・インターベンション(今後の飲酒に関する目標設定)
・ディスカッション(飲酒運転をテーマとした討論)

地域によって内容は異なるものの、飲酒運転の危険性や問題意識、アルコールに関する教養をテーマに再発防止を対策とした講習となっています。

免許取り消し再取得の場合の費用は?

免許取り消し再取得の場合の費用は?

まず、取り消し処分違反者講習には手数料として15,400円がかかります。

免許の再取得方法として自動車教習所に通うことを選択するか運転免許センターでの一発試験を選択するかで金額は変わります。

自動車教習所へ通う場合は教習所によっても様々ですが、おおよそ20万円〜30万円の費用がかかるところが多いでしょう。

運転免許センターで一発試験を受講する場合は以下の金額がかかります。

普通仮免許試験
・受験料2,900円
・試験車使用料1,450円
・仮免許証交付料1,150円
合計5,500円

普通免許試験
・受験料2,550円
・試験車使用料800円
・免許証交付料2,050円
合計5,400円

もしも技能試験に落ちて再試験を受けることになった場合はさらに以下の金額がかかります。

仮免許技能試験費用
・受験料3,000円
・試験車使用料1,550円
合計4,550円

普通免許技能試験費用
・受験料2,200円
・試験車使用料850円
合計3,050円

運転免許センターでの一発試験の場合は教習所のような講義や実技指導がない分、免許の受験料のみで取得することが可能です。

ただし再取得では合格率はかなり低くなります。



免許取り消しの再取得【まとめ】

ここまで、免許が取り消しになってしまった場合の再取得についてみてきました。

人生の内で免許取り消しの経験をする人もそう多くはないでしょう。

しかし中には飲酒運転などで免許取り消しになる人も少なくありません。

それではここまでをまとめてみましょう。

免許取り消しの再取得【まとめ】
  • 免許の再取得には最低でも1年〜10年の欠格期間を経なければなりません。
  • 免許再取得の手段には「学校に行く」か「自力で試験を受けるか」の2種類があります
  • 免許取り消しの理由が飲酒の場合、飲酒取消処分者講習を別途受ける必要があります
  • 免許再取得のためには約20〜30万円、一発試験の場合でも万円程度はかかります。
  • 免許が取り消しになると再取得のため大変な労力と時間、費用がかかります。
  • 免許の再取得後は免許取り消し処分になりやすくなります。

このように免許取り消しになるといい事なんて1つもありません。

日頃から常に安全運転をすることを心がけましょう。

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