高齢者講習は何歳から?75歳以上の高齢者講習に実技試験が追加?

高齢者ドライバーに多い事故ランキング(警視庁HPより)

2000年を過ぎたあたりから、日本の人口でも高齢者の割合が高くなってきました。

同時に高齢者が自動車を運転する機会が増え、同じくして高齢者による交通事故の割合も増えてきています。

2019年には高齢者が母子ともに亡くなるという痛ましい事件もありました。

日本として高齢者の事故が減る傾向にない事から、高齢者講習に新しい制度を導入する事が2020年3月に閣議決定されました。

この記事では2022年に施行予定の新しい道路交通法や、高齢者講習の中身について詳しく解説していす。

2022年施行予定の新しい道路交通法について知りたい方は是非ご参考にされてください。

※2021年5月執筆




高齢者講習は何歳から?どう変わる?

高齢者講習はどう変わる?何歳から?

2020年現在では、70歳以上のドライバーは高齢者講習を受講する事が決められています。

その中でも、75歳以上のドライバーについては3年に1回「認知機能を確認する検査」が行われています。

ただし、特定の事故を起こした場合や上記の検査で認知症が疑われた場合には医師の診断や特別講習を受ける事となっています。

結果として認知症と診断された場合のみ免許の返納(取り消し)が行われています。

2020年から高齢者講習はどう変わる?

2020年の改正道路交通法で大きく変わる部分としては「75歳以上の高齢者ドライバーへの認知症検査」が厳しくなり、実技試験が追加される点でしょう。

75歳未満の高齢者ドライバーに関しても「実技指導」が追加されるようになります。

75歳未満の高齢者ドライバーに関しては、今までのように高齢者講習が行われたのちに認知機能の検査がされます。

しかし75歳以上の高齢者ドライバーに関しては、大きく変わる点があります。

2020年から大きく変わる75歳以上の高齢者講習
  • 75歳以上の高齢者ドライバーに関して認知機能検査が厳しくなる。
  • 特定の違反をしている場合は高齢者講習時に実技試験
  • が追加される。

  • 75歳未満の高齢者ドライバーでも高齢者講習時に実技指導が追加される。

75歳以上の高齢者ドライバーで特定の違反をしている場合には「実技試験」が追加されます。

実技試験の注意点

「実技試験に合格しないと免許更新ができない」

ですが誕生日の6か月前から何回でも受験できます。

高齢者講習の時に実技試験が必要な特定の違反とは、認知症に関わる違反が多くなります。

実技試験が必要な特定の違反とは?
  • 速度超過
  • 信号無視
  • 通行禁止違反
  • 通行区分違反
  • 横断等禁止違反
  • 進路変更禁止違反
  • 遮断機立ち入り違反
  • 交差点右左折方法違反
  • 指定通行区分違反
  • 優先道路通行車妨害
  • 交差点優先車違反
  • 横断歩行者妨害違反
  • 徐行場所違反
  • 一時停止違反
  • 合図不履行
  • 安全運転義務違反

上記に違反を見てみると、一時停止違反など認知症がない人でも起こしそうな違反が多いです。

ただ認知機能が低下した場合には、しなければいけない運転行為ができないという事で一般的な違反が実技試験の対象となっています。

高齢者ドライバーの運転に関してこちらの記事が参考になりました。

高齢者の運転の対策とは?!【高齢者ドライバーの方必見】
高齢者ドライバーの運転の特徴とは?!【高齢者の方必見】




高齢者講習の内容や流れは?変更は?

高齢者講習の内容や流れは?どう変わる?

2020年に道路交通法が改正された際には、今までの講習時間の3時間が2時間へと変更される予定です。

今まで通り2022年以降も内容や流れは大きく変わりません。

75歳未満の高齢者ドライバーに関しては認知機能検査や講習が追加されることも今のところないようです。

しかし75歳以上の認知機能検査に関しては、より精密な検査がされることも考えられます。

高齢者ドライバーに多い事故ランキング(警視庁HPより)

高齢者ドライバーに多い事故ランキング(警視庁HPより)

2021年現在の高齢者が起こしやすい交通事故についてランキング形式で書いてみたいと思います。

若い世代の人であれば起こさないような事故も中には入っています。

それでは事故の内容を見ていってみましょう。

※個人の見解が含まれます。

高齢者に多い事故【3位】操作上の誤り(踏み間違い)

高齢者ドライバーで、アクセルとブレーキを踏み間違えるという事故が多発しています。

ペダルをきちんと確認しないまま、ブレーキと思ってアクセルを踏んでしまう。

もちろん事故にはなりますが、悲惨な事に人身事故に発展してしまうケースが多々あります。

よくコンビニに車が突っ込んでしまう事故などが目立ちます。

ペダルを踏む時に落ち着いて踏むことで防ぐことができる事故ですよね。

高齢者に多い事故【2位】判断の誤り等(逆走)

一般道路であっても高速道路であっても、逆走は命に関わる事故です。

高齢者ドライバーの場合判断ができずに逆車線に入ってしまう事があります。

もちろん人命を失うような事故も珍しくありません。

きちんとした判断ができていると、逆車線などはすぐにわかります。

他の車がどの方向に向かって走っているかを確認する事で防ぐことができる事故ですね。

高齢者に多い事故【1位】発見の遅れ(総合事故)

高齢者ドライバーにとって認知機能が下がっているという点が最も事故の原因となっています。

認知機能に遅れが生じる事で、アクセルやブレーキの作動に大きな影響が出ます。

つまり高齢者ドライバーは急には止まれないという事です。

右左折時にも認知機能の遅れが顕著に出ます。

「行けるかも知れない」を「行くことはできない」という認識に変える事も大事です。

認知機能の低下を自分でわかっているのであれば、免許証の返納なども考えるべきかも知れません。




75歳以上の高齢者講習どう変わる?【まとめ】

ここまで2022年度に施行予定の道路交通法について解説してきました。

特に75歳以上の高齢者ドライバーについては、免許更新が面倒になると思っておいてもいいでしょう。

しかし2021年現在横ばいで増え続ける高齢者ドライバーの事故は減る気配がありません。

事故はあなたの家族にもいつ起こるかわかりません。

1件でも高齢者の事故が減ってほしいものです。

それではここまでのまとめです。

  • 高齢者講習は70歳から
  • 2022年施行後の高齢者講習は実技試験が追加される(条件あり)
  • 前回更新時以降に特定の違反をしている場合は実技試験がある

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