ただでさえお金のかかる車の維持費。そして価格変動の激しいガソリン。
通勤などで日常的に車を使う人は特に、できるだけ安く済ませたい!と思いますよね。
1990年代は2000円でレギュラーガソリン20リットル入っていたころが懐かしいですよね。
そこで今回はガソリンを1円でも安く入れるコツ、また激安のガソリンはどうなのか?についても解説していきたいと思います。
ガソリンを安く入れる7つのコツ!

ガソリンを安く入れるためにはどのようなコツがあるのでしょうか。
2021年五月現在ではガソリン代は140円~150円で推移しています。
1年でもガソリンを安く入れるコツについて見ていきましょう。
ガソリンを安く入れるコツ➀高速では給油しない
高速に乗ってどこかへ出かける予定があるときは、必ず高速に入る前に給油しておくようにしましょう。
理由として高速道路にあるガソリンスタンドは一般道にあるスタンドに比べて価格が高い傾向にあります。
その背景には高速道路のガソリンスタンドは基本的に24時間稼働している場所がほとんどです。
しかし給油する人は一般道にあるスタンドよりも少ないため、価格を上げることで採算を取っている、という実情があるようです。
ガソリンを安く入れるコツ➁セルフのガソリンスタンドを利用する
一般的にセルフのガソリンスタンドでは人件費が抑えられているため、有人のスタンドよりもガソリン価格が安くなっています。
手間がかかってしまう上にサービスもありませんが、店員常駐のガソリンスタンドよりも安いです。
給油の際に灰皿を捨てたり、窓ふきをお願いしたい人は有人のガソリンスタンドがいいですね。
ガソリンを安く入れるコツ➂エネオスカードなどガソリンカードの活用
ガソリンカードとは、各ガソリンスタンド会社が発行しているクレジットカードのことです。
クレジットカードで給油することでガソリン価格が値引きされたり、ポイントがついたりします。
キャッシュバックでお金が戻ってきたりと、カードによって様々な恩恵を受けることができます。
いつも給油するガソリンスタンドが決まっている人は、その会社から発行されているクレジットカードを作っておくとお得です。
決まったガソリンスタンドがないという人でも、還元率の高いカードを使って給油することで現金よりもお得に給油することができますよ!
会社を作ったばかりの方でも作れる法人カードもあります。
エネオスばかり使う人はやっぱりエネオスカードですよね。
1リットル当たり7円引きになります。100リットル入れると700円もお得!
ガソリンを安く入れるコツ⓸プリペイドカードを利用する
ガソリンスタンドでよく【プリカ価格〇〇円!】という看板を見ませんか?
プリカはプリペイドカードの略で、あらかじめカードにチャージしておいたお金で支払いをするというもの。
プリペイドカードのメリットは、チャージした額が大きいほど値引き金額も上がるというところにあります。
チャージの際にまとまった金額が必要なものの、普通に給油するよりかなりお得にガソリンを入れることができます!
ただし、基本的にプリペイドカードは特定のガソリンスタンドでしか使えません。
いつも給油するガソリンスタンドが決まっている人にのみおすすめの方法です。
ガソリンを安く入れるコツ⓹セール・特売日を利用する、土日に給油する
ガソリンスタンドにもよるものの、土日はガソリンが安くなる傾向にあるようです。
仕事が休みで本当なら車は出したくないが・・・という人の集客を狙って土日に特売日を設けるスタンドも多いのです。
よく行くガソリンスタンドがある場合は、メルマガ登録や公式LINEを友達登録するとお得なキャンペーン日がわかりやすいですね。
ガソリンを安く入れるコツ⓺ガソリンスタンドで車検を受ける
ガソリンスタンドで車検を受けると、一定期間そのスタンドでのガソリンが割引になる特典が貰えることも!
車検の際に貰える割引券には、期間内なら何度でもリッター10円引き!などがあり大変お得です。
1リットル当たり10円はかなり大きいですよね。
しかし、ガソリン割引券ではなく洗車割引券だった・・・ということもあります。
車検を受ける際はどこで受ければどんな恩恵があるのか?など事前にしっかり確認しておきましょう。
ガソリンを安く入れるコツ⓻インターネットの価格比較
道路上に何件も連なるガソリンスタンド。
ガソリン価格の看板に目を光らせながらの運転は危険ですが、事前にネットを使ってどこが一番安いのか比較してみましょう。
中でも、ガソリン価格比較アプリgogo.gsというアプリがおすすめです。

ガソリンの価格の決まり方
ガソリン価格の決まり方として、まずガソリンには多くの税金がかかっています。
- 石油税(2.8円)
- ガソリン税(53.8円)
- 消費税(10%)
このうち石油税とガソリン税は固定です。
つまり2021年5月現在ではどんなにガソリンが安くても56.6円と消費税の10%は払う必要があるという事です。
次に原油価格についてですが、原油価格は需要と供給により変動します。
くわえて日本ではその原油のほとんどを輸入に頼っており、ここで輸送費や保険料などが発生します。
そしてそれらのやり取りは日本円ではなくドルで行われるため、為替の変動というのもガソリン価格に大きく影響してくるのです。
さらに店舗ごとにガソリン価格が変わってくる要因として、製油所からガソリンスタンドまでの距離、つまりは輸送費が関係しています。
製油所から近い地域と遠い地域とでは、それにかかる輸送費の違いによりガソリン価格が変わってくるのです。
激安のガソリンは安全?

PB(プライベート)スタンドや無印スタンドと呼ばれるガソリンスタンドをご存じでしょうか。
これらのガソリンスタンドではエネオスやシェルなどの大手ガソリンスタンドと比べて激安でガソリンが提供されています。
なぜ大手よりも安くなっているのか?安い分品質に問題があるのではないか?
と疑問に思う方もおられるでしょう。
ですが安心してください。
結論から言うと、格安ガソリンスタンドのガソリンは安全なものです。
激安ガソリンスタンドが安い理由
ガソリンというのは原油から作られるものですが、実は一緒に灯油や軽油も作られています。
これらのうちどれかひとつだけを作り出したり、割合を変えることはできません。
そのため灯油の需要が高まったとして灯油を作り出した際、ガソリンも一緒に生成されます。
結果的にガソリンが余ってしまうということになります。
ガソリンは保管が難しく時間と共に劣化していくものなので、需要が高まるまで保管しておく事はできません。
そこで余ったガソリンを格安で販売しているのがPBスタンドや無印スタンドなのです。
したがって、大手ガソリンスタンドと格安ガソリンスタンドに品質の違いはありません。
さらにPBスタンドや無印スタンドでは、10日に一度の品質検査が義務付けられています。
品質検査は、大手ガソリンスタンドの場合「元売りが保証している」という理由から年に一度の検査で良いと言われています。
この品質検査に合格できなかった場合、業務停止命令や法的処分が下されるので、そもそも問題のあるガソリンは販売できないようになっています。
ガソリンを安く入れるコツ【まとめ】
ここまでガソリンを安く入れるコツについて解説してきました。
ガソリンを1円でも安く入れる方法はたくさんありましたね。
特に難しい方法でもないのですが、知っておくと節約にもつながりますので是非参考にしてみてください。
それではまとめです。
- 高速では給油しない
- セルフのガソリンスタンドを利用する
- ガソリンカードの活用
- プリペイドカードを利用する
- セール・特売日・土日を狙って給油する
- ガソリンスタンドで車検を受け、割引券を貰う
- インターネットを使ってガソリン価格を比較する
- ガソリン価格は原油価格・税金・為替の変動・輸送費・人件費で決まる
- 安さの理由は余ったガソリンを仕入れているため安い
- 激安ガソリンは10日に1度の品質検査が義務付けられている
- 大手ガソリンスタンドのガソリンと品質の差はない
これらの情報を活用することでより安く、よりお得なカーライフをたのしみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。