車両保険は何回使える?事故回数で決まる?等級や金額で決まる?

車が災害や事故などにより損傷を受けた時、修理費用を補償してくれる車両保険。

加入はしているが車両保険を使ったことがない、と言う人も多いかと思います。

そこで今回は「車両保険は何回使えるのか?」「等級はいつ下がるのか?」など気になる疑問を解説していきます。




車両保険とは何?

車両保険とは、契約した「車」にかける保険のこと。

車両保険が使える場合
  • 接触事故で車が破損した
  • 家の駐車所で車をぶつけた
  • 野生動物と衝突した

など、車の修理が必要になった時にその修理費用を補償してくれます。

保険会社にもよりますが、車両保険は災害による損害にも対応しています。

しかし適応外の災害もあるので注意が必要です。

車両保険で対応できる災害
  • 台風
  • 大雨による冠水
  • 大雪
  • ひょう
  • 落雷
  • 竜巻
車両保険が適用されない災害
  • 地震
  • 津波
  • 火山被害

何故地震とそれに関係する災害が適応外なのでしょう。

地震が一度にもたらす被害額は高額となる可能性が高く、保険会社の負担が大きくなるからです。

保険会社の負担が大きいということは、それだけ保険料も高く設定されることになります。

保険料が高いと加入する人の数は減少してしまいますね。

そこで各保険会社は保険料を安くするために地震を車両保険の適応外としているのです。

しかし「地震に対応した一時金特約」を設けている保険会社もあります。

車両保険自体についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

車の車両保険とは?わかりやすく知りたい!等級や免責についても解説!

車両保険は何回使える?

車両保険は何回使える?

車両保険に利用回数制限はなく、1年間の間に2回以上使うことができます。

ただし、1年間に2回以上車両保険を使う場合にはいくつか注意点があります。

1年間に2回以上車両保険を使う場合の注意点
  • 1年間に2回以上使用した場合、2回分の等級ダウンが課される
  • 等級ダウンに伴い次年度からの保険料が上がる
  • 1回目と2回目以降で自己負担額が変わることがある
  • 次年度の更新を断られる可能性がある




車両保険の等級ダウンによる保険料の増加

車が損害を受けた状況により、等級がどれくらい下がるのかが変わってきます。

1等級ダウンの例としては車の持ち主に非がないケースの場合が多いです。(落下物など)

3等級ダウンの例としてはガードレールなどにぶつかるなどの物損事故、交通事故などがあります。

等級がダウンするという事は、次年度の割引率が少なくなるため保険料も増加します。

もし1年間に2回車両保険を使用した場合には合計6等級ダウンする事になります。

加えて事故あり係数も6年になってしまうので要注意です。

事故あり係数とは?

事故あり係数とは、無事故としての割引が適用されるまでの期間を指します。

事故あり係数が6年の場合は6年間割引率が低くなる事になり、7年目に無事故としての割引率が適用されます。

次年度の更新が断られる事も

そして最も注意したいのが、年に2回以上保険を使った場合に次年度の更新を断られる可能性です。

更新できるか否かの判断は保険会社によりますが「短期間に何度も事故を起こされては困る」というのが保険会社の本音です。

車両保険を使った理由が事故以外の要因によるものならば更新を断られることはないでしょう。

しかし1年間に2回以上事故による車両保険を使用した場合、他の保険会社でも契約をできない可能性があります。

したがって、車両保険を年に2回以上使用する場合は慎重に判断しなければなりません。

車両保険の等級はいつ下がる?

車両保険を使用した場合、次の契約更新時に等級が下がります。

この等級というのは保険会社や契約者、車を変えたとしても引き継がれます。

さらに等級ダウンをすると事故あり係数というものも同時に加算され、等級同様に引き継がれます。

事故あり係数が適応されている間は保険料が高くなるので、同じ等級であっても事故あり係数があるかないかで保険料が変わってきます。

なお、事故あり係数の上限は6年となっています。




車両保険の免責とは?

車両保険の免責とは?

免責とは、自己負担額のことを言います。

(例)免責金額が10万円の場合

免責金額が10万に設定されていた場合に修理費用が50万としましょう。

10万は契約者が負担し残りの40万を保険会社が支払うということです。

ただし、相手ありの事故で過失割合によっては手出しが発生しない場合もあります。

免責金額は契約者本人が設定することができ、いくらに設定するかによって保険料が変わってきます。

車両保険の免責金額の決め方とは?免責の意味やポイントも!

まず免責金額の設定方法には2種類あり、定額方式と増額方式があります。

定額方式だと保険の使用回数に関係なく、毎回同じ自己負担額を払うことになります。

一方増額方式だと、2回目以降の自己負担が増額します。

どちらの方式であっても免責金額を高く設定することで、保険料が安く抑えられます。

保険を使用する際に自己負担額が少ないほうが良いという方は免責金額を安く設定しましょう。

その代わり保険料は高くなります。

反対に、自己負担額が多くなっても構わないから保険料を安くしたい、という方は免責額を高めに設定しましょう。




車両保険は何回使える?【まとめ】

ここまで車両保険を何回使えるのかなどについて解説してきました。

もしあなたが車両保険を何回も使っていたとすれば、気を付けたいですね。

ここで内容を振り返ってみましょう。

車両保険は何回使える?【まとめ】
  • 車両保険は車の修理費用を補償してくれるもの
  • 地震とそれに関係する災害では車両保険は使えない
  • 車両保険に利用回数制限はない
  • 車両保険を使うと等級が下がり、保険料が上がる
  • 年に2回保険を使うと次年度の更新を断られる可能性がある
  • 等級は次の更新時に下がる
  • 等級と事故あり係数は保険会社や契約者、車を変えても引き継がれる
  • 免責金額とは自己負担額のこと
  • 免責金額の設定には定額方式と増額方式がある
  • 免責金額を高く設定するほど保険料は安くなる

保険に入ってるから何回事故しても安心、というわけにはいかないのが分かりましたね。

特に年に2回保険を使うと更新や加入を断られてしまう、というのは気を付けたいところです。

保険を使うかどうかは慎重に考えるようにしましょう。

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