冷却水(クーラント液)の入れすぎはトラブルに?入れすぎた場合の対処法や起こるトラブルについて解説!

冷却水とはその名の通り、車のエンジンを冷やすためのもの。

普通冷却水を入れるリザーブタンクには上限量(MAXorFULL)と下限量(MIN)をあらわす線が引かれています。

しかしついうっかりMAXよりも多く入れてしまった!という場合もあると思います。

冷却水を入れすぎてしまったらどうなるのか?どうしたらいいのか?など気になる疑問を解説していきます。

冷却水は車にとってなくてはならないものなので、正しい知識を身につけて適切に対処できるようにしておきましょう。




車の冷却水を入れすぎても大丈夫なのか?

車の冷却水を入れすぎても大丈夫なのか?

車の冷却水を入れすぎることで故障の原因になったりするのでしょうか?

結論から言うと、冷却水の入れすぎが原因で車が動かなくなったり、エンジントラブルに繋がることはまずありません。

しかし、すぐに問題が発生するわけではなくとも、冷却水の入れすぎには注意が必要です。

まず冷却水は、常にラジエーター本体とリザーブタンクの間を行ったり来たりしています。

エンジン内部の熱を吸収することによって冷却水の温度が高くなると、冷却水が循環している経路の圧力が上昇。

やがて循環経路で圧力を抑えきれなくなると、ラジエーターキャップにある弁が開かれ、リザーブタンクに圧力と共に冷却水を逃がします。

一時的にリザーブタンクに溜められた冷却水は、水温が下がると再びラジエーター本体に戻ります。

そしてラジエーター本体からリザーブタンクに冷却水が流れるとき、熱膨張により一時的に体積が増えるのですが、ここで注意したいのが冷却水の量です。

冷却水を入れすぎていた場合、熱によって膨張した冷却水がリザーブタンク内に溜めきれず、溢れ出してしまう可能性があるのです。

溢れ出した冷却水はエンジンルームや路面に放出されるので、そこらじゅうに色のついた冷却水が散乱することに!

溢れ出した冷却水は後処理が面倒なだけでなく、放置していると他の要因によって冷却水が漏れた時に適切な判断ができなくなってしまいます。

したがって、冷却水の入れすぎには注意が必要なのです。

車の冷却水を入れすぎた時の対処法は?

車の冷却水を入れすぎた時の対処法は?

冷却水を入れすぎてしまった時はどうしたらいいのでしょうか?

冷却水を入れすぎてしまった時は、走行中にリザーブタンクから溢れてしまわないようにすぐにポンプで吸い出しましょう。

吸い出すときに使うポンプは灯油ポンプや、シャンプーボトルについているポンプなどが使えます。

ただし、ポンプの先についたシャンプーなどが冷却水と混じらないように、必ずポンプを洗ってから使うようにしましょう。




車の冷却水を入れすぎた時に起こるトラブル

車の冷却水を入れすぎた時に起こるトラブル

車の冷却水を入れすぎたら具体的にどんなトラブルが起こるのかを解説していきます。

冷却水を入れすぎることによって、熱膨張により体積の増した冷却水がリザーブタンクから溢れ出すことがあります。

冷却水には「どこから漏れたのか?」を分かりやすくするために赤や緑、青やピンクなどの色がついており、エンジンルーム内に溢れた際は一目で分かりますね。

しかし溢れた冷却水をそのままにしておくと、他の要因で冷却水が漏れていた時に気づけないという可能性が出てきます。

冷却水が漏れ出す他の要因としてはラジエーターの損傷による漏れなどがありますが、ラジエーターの損傷を放っておくとオーバーヒートを起こす可能性があり大変危険です。

オーバーヒートを起こして放置している時間によっては車ごと買い替える必要もある場合があります。

このように、溢れた冷却水を放置することで他のトラブルのサインを見逃す可能性があるのです。

さらにトラブルのサインを見逃すだけでなく、冷却水がエンジンルーム内で熱い箇所に触れ温度が上がることで、異臭を放つこともあります。

冷却水が熱された際に出る異臭は甘い匂いと感じる人が多いですが、これは冷却水に含まれるエチレングリコールという成分によるものです。

酷いときにはこの甘い匂いが、エンジンルーム内から車内にまで移ることがあります。

これらのトラブルは冷却水を入れすぎた際や吹きこぼれた際にきちんと処理することで対策することができます。




車の冷却水を入れすぎた時のトラブル【まとめ】

冷却水を入れすぎてしまった時のトラブルや対処法を解説してきましたが、ここで内容を整理してみましょう。

冷却水の入れすぎ【まとめ】
  • 冷却水を入れすぎても車の故障には繋がらない
  • 入れすぎた冷却水は熱膨張によりタンクから溢れる可能性がある
  • 冷却水を入れすぎた時はすぐにポンプなどで抜く
  • 溢れた冷却水を放置すると他のトラブルに気づけなくなる可能性がある
  • 溢れた冷却水が熱されると異臭を放ち、車内にまで移る可能性がある
  • 冷却水を入れすぎたことによるトラブルは早めの対処で防げる

いかがでしたか?

冷却水を入れすぎてしまっても、きちんと対処することでトラブルを防げることがお分かりいただけたかと思います。

「すぐに問題が起こるわけじゃないから・・・」と思わずに、早めの対処を心がけましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA